たこ焼き

 朝から夕方まで上新庄で仕事。仕事が終わってからバスに乗って天満へ。

 1年前に火事で延焼して営業を中断していたたこ焼き屋の「うまい屋」が営業を再開したらしい。ファンとしては食べに行かなくてはならんと思って馳せ参じた。僕はここのたこ焼きが大好きだ。ズッシリとした重量感がたまらなくいい。買って帰ってもいいが、店内で食べるのもいい。ソースを塗ってリンゴを食べる時の小さなフォークで突き刺して食べるのだ。

 今日は店内で食べてみることにした。たこ焼きを8個とコーラの小瓶を注文。しばらく待っていたら目の前にあのたこ焼きが! う〜ん、見た目は変わらないな〜。「パクッ」と食べてみたところ、少し違和感が…。「?」以前とは微妙に違うな〜。あ、おいしいことには変わりがない。

 この日はそのまま会社に戻り、仕事をしてから帰宅した。

 後日譚になるが、実は休業中に2代目のご主人が癌で亡くなられたらしい。以前は店頭で初代のお爺ちゃんと2代目のご主人がせっせっとたこ焼きを焼いていたが、僕が訪れた時は2代目のご主人がいなかった。お爺ちゃんと若い人がたこ焼きを焼いていた。その若い人は3代目のご主人で、2代目のご主人の息子さんとのこと。僕が食べたのはその3代目のご主人が焼いたたこ焼きだったのだ。

 2代目のご主人が焼くたこ焼きを食べることができないのは残念だけど、お爺ちゃんが健在なうちは「うまい屋」のたこ焼きは大丈夫だろう。お爺ちゃんが健在なうちに3代目のご主人に腕を上げてもらえればいいのだ。伝統の味を受け継いでもらって、おいしいたこ焼きを提供し続けてもらいたい。

 おいしいたこ焼き屋が天満で復活した!