本朝廿四孝 その1
無理やり会社を休んで、朝から日本橋の国立文楽劇場で文楽を観に行った。チケットは購入していなかったが、平日だったためか空席だらけだった。いつものように最前列に座ろうかと思ったが、今日は一番右側の普通座席よりも一段高くなっている席にしてみた。ここだと大夫さんも三味線も人形も、全部いっぺんに見えるのでかなりいいかも。
今月の演目は名作「本朝廿四孝」である。時代物で、武田信玄と上杉謙信に関する話である。あらすじはこちら。
文楽鑑賞は夏以来であるが、あいかわらずヒアリングは絶好調。舞台上方の字幕を見なくても、床本(台本みたいなもの)を見なくても、何を行っているかは大体理解できる。しかも、今回は初めて“イヤホンガイド”を利用してみた。これはいいですね〜。もっと早くに利用していれば良かった。非常にわかりやすいし、話のポイントが提示されて、とてもいい。今回のように非常に難解で複雑な話は利用した方がいいと思われ。
三段目の「桔梗原の段」の竹本伊達大夫師匠の語りが良かった。それと、二段目の「諏訪明神百度石の段」の野澤喜一朗さんの三味線もなんだか印象に残っている。
昼食は黒門市場のうどん屋「あそこ」で細カレーうどんを食べた。文楽は一部のみ。夕方は実家近くの美容院で髪を切ってもらった。
本日の1枚はこちら。やはりこのお方のアルバムを聴いたのだ。
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