大分出張

 今日は大分へ出張。1時間半喋るだけの仕事。移動時間は…。それでもいいのだ。大分へは行ったことがなかったので、この出張自体とても楽しかった。

 朝早くに阪急電車とモノレールを乗り継いで大阪空港へ。9時半のANAの飛行機で大分空港へと飛んだ。大分まではそれほど遠くなく、1時間ほどで到着した。機内では林家染丸師匠の「猿後家」を聴きながらニヤニヤしていた。

 大分は晴れ。10時半頃、国東半島東側の海上に位置する空港に無事着陸。大分空港内のお土産物屋をウロウロして帰りに何を購入するかを決めた。ちょっと早めの昼食は「なな瀬」というお店で大分名物の“とり天定食”を食べた。大分名物と言えば、温泉(別府・湯布院)、城下カレイ、関アジと関サバ、カボスというのが定番なんだけど、一般レベルでは鶏の唐揚(天麩羅)が大人気らしい。大分の人が、県外でも“とり天”を食べられると思っているみたいだけど、大阪や東京に出て初めてそんなことはないと認識するらしい。で、“とり天定食”だけど、かなりおいしかった! 期待していなかった分、とても驚きだった。

 11時半に空港からリムジンバスで中津へ移動。国東半島を東から西に横断したのだけど、今回の出張でこのバスに乗っている時がイチバン楽しかった。別にバスマニアではないのだけど、窓を開けていたら外の空気が車内に入ってくるわけで…。その空気がとても気持ちよかった。陰イオンというか、草のにおい? 山と風のにおい? なんか、すごく良かったわ。

 豊後高田、宇佐を経由して中津に着いたのは1時過ぎ。空港から1時間半もかかった。某施設に2時間ほど滞在し、夕方の4時半頃に再びバスに乗って空港へ戻ってきた。帰りもやはり快適だった。バスの乗客は僕ひとり。なんだか申し訳なかったな〜。大分は山があって、海があって、とてもいいところだと思った。今度は観光で来てみたいな〜。

 空港でさおるさんへのお土産としてカボスを購入した。さらに、空港内の寿司屋にもかかわらず、とんでもなく有名な「海甲」で寿司を食べた。久住の地ビールを飲みつつ、関アジを食べた。大きくてプリプリしたアジでとてもおいしかった。寿司屋の大将はいい仕事をしています。この寿司だけを食べに来てもいいくらいかな。

 とてもいい気分で飛行機に乗って大阪へと戻ってきた。大阪空港からモノレールで茨木に戻り、「KAI-THUBAR」で休憩してから帰宅。九州はいいところやね〜。